クレアチニンと言う物質を知っているでしょうか。
私は過去にネフローゼと言う腎疾患にかかっていたのですがこの言葉は初めて聞くものでした。
同じように馴染みの無い方が大勢いらっしゃるように感じるのでここで説明しておきたいと思います。
まずクレアチリン酸と呼ばれるエネルギーを貯めた窒素化合物が私たちの筋肉の中に含まれています。
筋肉はこれが酵素によって分解されたクレアチンが放出するエネルギーによって動いているのです。
それが働きを終えクレアチニンと言う物質になります。
体内にある窒素は腎臓からのみ体外へ排出されます。
クレアチニンも血液を介して全て腎臓から尿として排泄されています。
こうしたことからクレアチニンの血中濃度は腎臓のろ過機能が正常かどうかの指標として用いられているのです。
血中のクレアチニンの濃度が上がり始めると腎機能の低下が起こります。
更に進行して行くと腎不全や尿毒症と言った病態に変わっていきます。
こうなってしまうと透析などの治療が必要となり、非常に深刻な状態であると言えます。
慢性腎不全と診断された場合、治療法として大きく2つの選択があります。
それが人工透析と腎臓移植です。
腎臓移植は新しい腎臓を体に植えつけるわけですから、根治的な治療だと言えます。
しかしどちらが良いとは一概には言えません。
移植のドナーは日本にはまだまだ少なく登録してただひたすら待っているしか無いのが現状です。
移植を行ううえで起こる大きなリスクは拒絶反応です。
出来るだけ適合率の高い腎臓を選ぶのはもちろんですが、異物だと体が認識すれば拒絶反応は起こります。
主な身体所見は38℃以上の高熱、尿量の減少やむくみなどに見られます。
また、血液検査でクレアチニンや尿素窒素の上昇などで診断されます。
移植手術後の患者の腎機能の状態を把握するうえで最も重要な物質がクレアチニンです。
この数値によって術後の治療方針や退院時期なども変わってきます。
まさにクレアチニンは腎臓を知る指標となる物質だと分かります。
人間はアスコルビン酸を体内で生成する事が出来ません。
ですから、食品などから摂取する必要があるのです。
アスコルビン酸はサプリメントなどから摂ることが出来ます。
補助食品にも含まれていますので手に入れることも簡単です。
健康増進にも有効だと言われているアスコルビン酸ですが、過剰摂取によるリスクも報告されています。
胃を痛めたり下痢を起こすなどの症状もありますが、腎臓を損傷することもあるのです。
継続的に大量の摂取をしていると体内でシュウ酸エステル結晶を生成し慢性腎不全を引き起こす可能性があります。
アスコルビン酸を定期的に服用していたある女性が頭痛や嘔吐などを訴え病院を受診しました。
検査の結果、クレアチニンの値が上昇しており尿蛋白や尿潜血なども認められました。
後の患者への聴取によってアスコルビン酸の摂取が判明したのです。
この患者は血液透析などの治療を受け、クレアチニンの値も改善しました。