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腎臓結石の手術

腎臓結石になってしまった場合、結石が10o以下であれば自然排出が可能とされ、患者さんはお医者様から薬を処方され、食事の注意や適度な運動、水分の摂取などをアドバイスをされ、経過観察をしていきます。
しかし、結石が大きい場合や、さらに腎臓機能障害などが起きてしまっている場合は、手術が必要となってきます。

手術方法としては、開腹手術、体外衝撃波結石破砕術、内視鏡手術が挙げられます。
20〜30年ほど前までは、メスで腎臓を開いて結石を取り出す開腹手術が一般的でしたが、近年では手術方法が格段に進歩し、特別な症例を除いてほとんど行われなくなりました。

最近は、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が主流となっています。
この手術法に必要な体外衝撃波結石破砕術装置は、1980年に西ドイツのミュンヘン大学とドルニエ社の共同開発で誕生し、1984年に札幌の三樹会病院が日本で初めて導入したといわれています。
体の外から衝撃波を発生させ、結石に集めて砕き、細かく砂状になった結石が尿と一緒に排出されるようになります。
手術時間は1時間ほどで、麻酔の必要はありません。
尿管結石の場合は日帰りで受けることができますが、腎臓結石の破砕は3〜5日入院となります。
血尿や発熱、疼痛症状が強い場合は一週間ほどの入院が必要になることもあります。

結石の大きさが25oを超え、とても硬い場合は、経皮的腎結石摘出術(PNL)という内視鏡手術を行います。
背中から腎盂鏡という特殊な内視鏡を挿入し、結石を破砕して摘出します。
腰椎麻酔、または全身麻酔が必要となります。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)と比較すると、皮膚から腎臓に穴を開けること、麻酔も必要なことから患者さんへの負担が増します。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)と組み合わせて行われることもあります。

このように、近年では危険性も低く入院期間も短いなど、患者さんへの負担の少ない手術方法ができ、治療の選択肢も増えました。
特に、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)は、結石が取り切れなかった場合や再発してしまった場合にも再手術が行える利点があります。


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